作業療法士と理学療法士の業務の違いとは?

熊本県人吉市を中心に、小林市なども含めて近郊エリアで訪問看護サービスを行っている絆人です。

絆人では作業療法士と理学療法士の方が活躍しています。

作業療法士と理学療法士は非常に似ていますが、理学療法士の方がどちらかというと体の機能やメカニズムも考慮して動きをサポートする業務が多くなります。

一方、作業療法士は身体の動きにプラスして、社会に適応するための能力を養う業務が多くなります。

具体例を挙げると起き上がったり、歩いたり、座ったりなど、日常生活に不可欠な動き、筋力を取り戻すリハビリを行うのが理学療法士です。

それに対し、作業療法士は体の動きにプラスして食事や着替え、トイレ、お散歩、遊びなど様々な内容を用いて、体と心の両面をリハビリサポートしていく業務です。

理学療法士の方が体の介助に重きを置いているのに対して、作業療法士は生活全般に対応していると考えると良いかもしれません。

ただ、作業療法士が筋力強化のようなリハビリを行わないのかというと、そんなこともありません。

そのあたりは実際に働く施設によって、どこまでの業務範囲かというのは異なります。

はっきりとした棲み分け、および規制があるわけではないので、そのあたりは柔軟に対応していく必要があります。