訪問看護業務で時間が掛かってしまう利用者の特徴といえば?
訪問看護業務では、どうしても「時間が掛かってしまう利用者」もいます。
例えば、重い身体的な障害や病気を抱えている方。
そういった方は、ちょっとトイレに移動するだけでも一苦労です。
ただそういった方は、始めから時間がかかるものと分かっているので、そこまでスケジュール的な苦労はありません。
一方、大変なのは認知症や精神的な疾患を持つ利用者の方。
こうした利用者は、看護者の指示に従うのが難しい場合が多く、コミュニケーションに時間がかかることがあります。
たとえば、何度も同じ質問を繰り返したり、話の内容があちこちに飛んでしまったりすることがあり、そのたびに丁寧に説明する必要が出てきます。
変に急かせてしまうと、機嫌を損ねるケースもあるので日によって、対応時間に違いが出てしまうこともあります。
もし、そういった状況が生まれそうなら応援を頼んだり、あるいは事前に次の訪問先に遅れてしまう旨を伝えるなど、対応が必要です。
できるだけ対応時間にばらつきが出ないよう、日ごろからご家族様へのヒアリングを行い、利用者の好みや思考に合ったサービスを提供することを意識しています。
そうすることで、穏やかに対応できるケースが増えてきます。
利用者との信頼関係を築きながら、時間をかけて丁寧にサポートしていく姿勢が重要です。
現在弊社では現場、訪問看護スタッフを募集しています。
興味がある方からのご連絡、お待ちしております。